📚戦後日本はなぜこうなったのか― 断絶・介入・再生の深層史
断絶:GHQによる国家の頭脳切断
介入:CIA・ソ連・満州人脈・知識人層
再生:多層国家としての戦後日本の成立
**◆ 目次
序章 戦後日本という「謎」への入口
- 日本はなぜ“ねじれた国家”になったのか
- 戦後史を「断絶・介入・再生」で読み解く
- 本書の方法:深層構造としての戦後日本
第1部 断絶 ― 国家の頭脳が切断された瞬間
第1章 敗戦と断絶 ― 国家理念の喪失
- 1945年、日本は“文明の断絶”を経験した
- 公職追放・教育改革・歴史観の再構築
- 国家の記憶が消され、空白が生まれた
第2章 GHQの再設計 ― 日本は民主主義の実験場となった
- 憲法9条と非武装化
- 労働組合・教育・メディアの再編
- “外部からの国家設計”という異例の歴史
第2部 介入 ― 外部勢力と国内勢力が日本を再構築した
第3章 冷戦の始まりと逆コース ― 日本は反共国家へ
- 冷戦で日本の位置づけが一変
- GHQの政策転換(逆コース)
- 自民党体制の誕生と満州人脈の復活
第4章 CIAのメディア工作 ― 世論はこうして作られた
- 新聞・テレビへの資金と影響力
- 文化人・知識人の育成
- “反共・親米”の世論形成
第5章 満州人脈 ― 戦前国家の頭脳が裏で動いた
- 岸信介・児玉誉士夫・笹川良一
- 統制経済と官僚制の再生
- 裏の国家としてのネットワーク
第6章 ソ連の文化工作 ― 日本人の倫理を作り変えた
- 反核・平和主義・護憲の倫理化
- 進歩的文化人の台頭
- “思想戦”としての戦後日本
第7章 日本共産党・総評・全学連 ― 思想の受け皿
- 左派思想の組織化
- 労働運動・学生運動の爆発
- 1960年安保闘争の構造
第3部 再生 ― 多層国家としての戦後日本の成立
第8章 朝日新聞 ― 進歩的ナラティブの中枢
- 言葉の工場としての朝日
- 平和主義・護憲の“常識化”
- 文化と政治をつなぐ言論装置
第9章 岩波書店 ― 思想の教科書を作った出版社
- 岩波新書・『世界』・岩波文庫
- 学問の標準化と知識人層の形成
- 朝日・大学との連動
第10章 大学(特に東大) ― 国家の頭脳のOS
- 官僚・裁判官・教師の育成
- 憲法学・政治学・教育学の再編
- “知識人国家”としての戦後日本
第11章 戦後日本の多層国家モデル
- 表の国家(制度)
- 裏の国家(満州人脈)
- 知識人国家(朝日・岩波・大学)
- 社会運動国家(総評・全学連)
- 外部勢力(アメリカ・ソ連)
第12章 戦後日本のOS ― 価値観・制度・世論の初期設定
- 価値観は左、制度は右
- 世論は進歩的
- OSが更新不能になった理由
終章 日本文明の再接続 ― 断絶を越えて未来へ
- 日本はどこで断絶し、どこで連続したのか
- 深層に残った日本文明
- 再接続の方法:物語・制度・価値観の再統合
- “第三の日本文明”への展望

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