国際医療福祉大学は1日、栃木県大田原市の那須野が原ハーモニーホールで開学30周年を祝う記念式典を開いた。日本赤十字社名誉副総裁の高円宮妃久子さまが臨席された。
秋篠宮ご夫妻、ブループラネット賞表彰式にご臨席 地球環境問題の貢献者らに授与
秋篠宮ご夫妻は29日、東京都千代田区の東京会館を訪れ、地球環境問題の解決に貢献した人に贈る第34回ブループラネット賞の表彰式に臨席された。秋篠宮さまは、お言葉で受賞者に祝意を示し「お二人をはじめ環境問題に真摯に取り組む方々のご尽力により、持続可能な社会、健全な地球環境、そして人々の幸せがもたらされることを心から願っております」と述べられた。
受賞したのは、炭素循環研究を通じて温室効果ガス削減に貢献した米スタンフォード大のロバート・B・ジャクソン教授と、「カーボンバブル」の概念を提唱した英国のジェレミー・レゲット博士。式典後、ご夫妻は祝賀パーティーで懇談された。
沖縄「正論」友の会第67回セミナーが28日、那覇市内で開かれ、麗澤大の八木秀次教授が「沖縄を守った昭和天皇~皇位継承を考える~」と題して講演した。
天皇と日本国が沖縄を「切り捨てた」として批判される昭和22年9月の昭和天皇の「沖縄メッセージ」について、八木氏は、沖縄を日本の主権に残存させるとともに、共産主義の脅威から守ろうとしたと指摘。「昭和天皇は憲法9条を押し付けたマッカーサーや、それを受け入れた日本政府に不信があり、米国に責任を持って防衛してもらうしかないとのやむにやまれぬ思いから、米政府やGHQ(連合国軍総司令部)に直接働き掛けた」と述べた。
安定的な皇位継承については、男系継承こそが天皇の正統性の根拠だとしたうえで、「悠仁親王殿下までの皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない」と強調した。