皇居に新たな春呼び込む 縁起物の草木で「春飾り」 盆栽づくりが大詰めに
新年の皇居を彩る「春飾り」と呼ばれる寄せ植えの盆栽づくりが皇居で大詰めとなり、宮内庁の庭園課職員による作業の様子が24日、報道陣に公開された。
春飾りの制作は今月上旬から開始。紅白の梅を中心に松や竹、センリョウ、マンリョウなど縁起の良い草木をバランスよく配置する。この日は土の上にコケをはりつけたり、白い化粧砂を敷いたりして仕上げを行った。
今年は高さ50センチ程度から2メートル超のものまで計約20鉢を制作。正月に梅が3分咲きになるようビニールハウス内で調整し、年末年始の皇居・宮殿や御所などに飾られる。


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