八木秀次氏が講演「昭和天皇が共産主義の脅威から沖縄を守った」 沖縄「正論」友の会
沖縄「正論」友の会第67回セミナーが28日、那覇市内で開かれ、麗澤大の八木秀次教授が「沖縄を守った昭和天皇~皇位継承を考える~」と題して講演した。
天皇と日本国が沖縄を「切り捨てた」として批判される昭和22年9月の昭和天皇の「沖縄メッセージ」について、八木氏は、沖縄を日本の主権に残存させるとともに、共産主義の脅威から守ろうとしたと指摘。「昭和天皇は憲法9条を押し付けたマッカーサーや、それを受け入れた日本政府に不信があり、米国に責任を持って防衛してもらうしかないとのやむにやまれぬ思いから、米政府やGHQ(連合国軍総司令部)に直接働き掛けた」と述べた。
安定的な皇位継承については、男系継承こそが天皇の正統性の根拠だとしたうえで、「悠仁親王殿下までの皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない」と強調した。


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