天皇陛下は25日、2025年大阪・関西万博で参加国を日替わりで紹介する「ナショナルデー」にあわせて来日したチェコのパベル大統領と皇居・御所で約30分間、なごやかに会見された。
大統領は会見を前に広島市を訪問し、先の大戦で投下された原爆による死没者を慰霊したといい陛下は謝意を示された。
陛下と大統領はともに英国留学の経験があり、陛下は「人生にとって大変意味があった」とご言及。万博にも世界各国の相互理解を進める意義があるなどとし、若い世代をはじめとする交流の活発化にも期待された。
また、陛下は昭和60年に旧チェコスロバキアを訪問された当時をご回顧。チェコを代表する作曲家、ドボルザークの生家を訪ね、弦楽器のビオラを手に取ったことなどを紹介された。
0 件のコメント:
コメントを投稿