天皇、皇后両陛下を白ちょうちんで歓迎 訪問先の広島県で5千人が「提灯奉迎」
天皇、皇后両陛下が広島県を訪問された19日、滞在先の広島市では、「提灯奉迎(ちょうちんほうげい)」が催された。宿泊先のホテルに向かって大勢の人らが、「白ちょうちん」を掲げて左右に振ると、両陛下もあかりを落とした部屋からちょうちんを振ってこたえられた。
「白ちょうちん」はお盆に故人の霊を肉親の待つ故郷へ導くという。
ホテル近くの「ひろしまゲートパーク」(旧広島市民球場跡地)では、約5千人(主催者発表)がLEDの光で灯(とも)るちょうちんや日の丸の小旗を手にし、「天皇陛下万歳」を三唱した。
主催者によると、天皇陛下は宮内庁を通じ、「広島の街に浮かびあがる皆さんの提灯のあかりはとてもきれいでした。皆さんの万歳の声もよく聞こえ、うれしく思いました」とお言葉を贈られた。
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