両陛下、日本国際賞授賞式にご臨席 地球規模の課題「互いに力を合わせ」
天皇、皇后両陛下は16日、新国立劇場(東京都渋谷区)で、世界的な科学者に贈られる「日本国際賞」の授賞式に臨席された。
受賞者は、発光ダイオード(LED)や半導体レーザーの大規模生産を可能にした米ジョージア工科大のラッセル・デュプイ教授と、海洋生態系が吸収する炭素「ブルーカーボン」の重要性を明らかにしたサウジアラビア・アブドラ王立科学技術大のカルロス・ドゥアルテ特別教授の2人。
天皇陛下はお言葉で、多様化する地球規模の課題について「より広い見識の下、様々な分野の叡智を結集し、互いに力を合わせることにより、希望に満ちた未来が築かれていくことを願っています」と述べられた。両陛下は受賞者らのあいさつに熱心に耳を傾け、拍手を送られていた。
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